SEAnews 2010-10-27 ArtNo.44123

【ムンバイ】インド第2位の中大型商用車メーカー、Ashok Leyland Ltd(ALL)は日産との小型車開発製造合弁から手を引く方針を明らかにした。
ビジネス・スタンダードが10月23日伝えたところによると、ALLと日産は、今年初、Nissan Micraより小さいエントリー・レベルの小型乗用車を共同開発する計画を発表していた。日産はコンパクト・カー・セグメントの他の提携相手を探す方針という。
○トヨタ、Etios以下の小型車発売の可能性否定
【名古屋】トヨタはEtiosより小型のコンパクト・カーをインド市場に投入する可能性を否定した。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネスラインが10月22／23日報じたところによると、布野幸利副社長は22日同社を訪れたインド人記者団に以上の方針を語った。それによると、インドとその他の新興市場をターゲットに開発されたコンパクト・カーEtiosは、同社が市場に投入する最も小型なものである。Etiosの価格は同社がインドに投入した他のモデルの半額で、Maruti SuzukiのSwift(Rs 405,300)とほぼ同額。
トヨタはインドを各種モデルの生産基地にすることを計画している。インドを含む新興国は5～10年内に日本、北米、欧州と同レベルの乗用車生産台数を実現する見通しと言う。
○Ｍ＆Ｍ、年内にジープ発売
【ニューデリー】インド多用途車市場のリーダー、Mahindra & Mahindra(M&M)は今年末にもジープ新モデルを発売する。
ファイナンシャル・エクスプレスが10月23日、消息筋の言として伝えたところによると、2.6リッター・ターボ・エンジン搭載のジープの価格は45万～55万ルピー(US$1万-1.25万)に設定される見通し。ケララ、ラジャスタン、北東諸州の観光市場をターゲットに年間5000台ほど販売する。同社がジープを売り出するのは、10年ほど前にClassic Jeepを発売して以来2度目のこと。
○GM、来年電気自動車お披露目
【ジャイプール】General Motors India(GMI)はラジャスタン州におけるプレゼンスを強化するとともに、来年は電気自動車をお披露目する計画だ。
ファイナンシャル・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが10月23日報じたところによると、GMIのKarl Slym社長兼MDは23日以上の消息を語った。電気自動車はバッテリーで走行する。