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2010-11-05 ArtNo.44163
◆中銀、レポ/逆レポ金利を各25ベイシス・ポイント・アップ
【ムンバイ】許容範囲とする5~6%を遙かに上回るインフレの抑制に腐心する中央銀行Reserve Bank of India (RBI)は2日、今年に入って以来6度目になる主要政策金利の引き上げを行い、短期貸出金利(repo rate)を6.25%に、また短期借入金利(reverse repo)を5.25%に、各25ベイシス・ポイント(bps:basis points)即日引き上げた。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネスライン、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが11月2/3日伝えたところによると、中央銀行は、住宅不動産の値上がりを抑制する狙いから、スタート時点の低金利をうたい文句にしたティーザーローン(teaser loans)の横行に終止符を打ち、住宅ローン金利を上向きに誘導、大型ホーム・ローンを抑制する一連の措置を発表した。すなわち住宅ローンの上限を資産価値の80%に定め、750万ルピー(US$17万)以上の住宅ローンのリスク調整率を125%に引き上げ、ティーザーローンの標準資産準備率(standard asset provisioning)を0.4%から2%に上方修正、金融コングロマリットの自己資本規制を強化した。
中央銀行は第2四半期金融政策見直し報告書の中で、「住宅、株式、金を含む資産価値が短期間に急騰する中、中央銀行はインフレを抑制するため、引き続き政策の正常化(policy normalisation)に努める」としている。
RBIは、今年3月以来、レポレートを合計150ベイシス・ポイント、逆レポレートを同200ベイシス・ポイント、それぞれ引き上げたことになる。しかしながら、支払準備率(CRR:cash reserve ratio)は6%に維持された。中央銀行は「近日中に一層金利を引き上げる可能性は少ない」とも述べている。
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