NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2010-11-15 ArtNo.44200
◆毛派武装組織、イスラム過激派とリンク
【コルカタ】カシミール地方の分離独立を目指すパキスタン拠点のイスラム過激派、ラシュカレトイバ(LeT:Lashkar-e-Toiba)が、インド国内における治安上最大の脅威とされる毛派武装勢力Naxalと関係を有することが、公然の事実になった。
ビジネス・スタンダードが11月11日伝えたところによると、チャッティースガル州警察は、LeTの2人の工作員が数ヶ月前にインド共産党毛沢東派(CPI-M:Communist Party of India-Maoist)中央委員会(CC:Central Committee)会議に出席したことを探知した。
チャッティースガル州警察のVishwa Ranjan長官によると、チャッティースガル州Bastar地区に隣接したオリッサ州の森林で会議は催され、LeTの代表2人がオブザーバーとして出席した。しかし同情報は単一のソースから入手したもので、複数のソースからの情報と照合し検証する必要があると言う。
○毛派武装組織、草の根会議派州政権発足に期待
【ニューデリー】インド共産党毛沢東派(CPI-Maoist:Communist Party of India-Maoist)のMuppalla Laxman Rao(別名Ganapathy)書記長は、Mamata Banerjee鉄道相に率いられる草の根会議派(Trinamool Congress)が、インド共産党マルクス主義派(CPI-M:Communist Party of India-Marxist)に取って代わり西ベンガル州の政権を掌握するなら、毛派武装勢力Naxalに対する掃討作戦は暫時停止されるだろうとの見通しを示した。
ビジネス・スタンダードとザ・ヒンドゥーが11月10/11日報じたところによると、Rao書記長は複数の記者に送付した電子メールの中で以上の見通しを明らかにした。それによると、CPI-M政権にしろ、草の根会議派政権にしろ、政治体制そのものに大きな相違はないが、Banerjee鉄道相の選挙公約から見て掃討作戦は停止されるものと見られ、これは大衆にとって歓迎される。
また鉄道相は中央調査局(CBI:Central Bureau of Investigation)に対し、CPI-Maoistの指導者Azadが警察により殺害された問題の調査を求めており、このことは大衆の苦痛を和らげることにつながる。
中央政府と州政府の合同掃討作戦に関わらず、CPI-Maoistはその地盤とする地域の支配を一層強固にした。Azadを失ったことは大きな傷手だが、教育を受けた人材が組織に加わっており、これらのものの訓練を通じ損失は埋めることができると言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.