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2011-01-14 ArtNo.44345
◆11月の鉱工業成長率、18ヶ月来最低の2.7%に失速
【ニューデリー】インドの2010年11月の工業生産指数(IIP:Index of Industrial Production)の伸びは、前月の11.29%、昨年同月の11.3%から過去18ヶ月来最低の2.7%に失速した。
デカン・ヘラルド、ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネスライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが11月12/13日報じたところによると、急速な失速の一因としては比較の対象になる前年同期の数字が高水準だったことが挙げられる。11月のIIPは前月を3.6%下回った。この他、金利の上昇や輸出成長の鈍化も工業生産の伸びを阻害した可能性がある。アナリストらは当初からIIPの成長鈍化を予想していたが、鈍化の程度はアナリストらの予想を遙かに上回った。
やっかいなことはIIPの失速と高水準のインフレが同時に進行していること。インフレを抑制しようとすれば、経済成長をさらに失速させ、景気を刺激しようとすればインフレを一層過熱させる恐れがある。今月25日に金融政策の四半期見直し報告書を発表する中央銀行Reserve Bank of India(RBI)が、金融政策の舵をいずれの方向に取るかが注目される。これ以前には、RBIがインフレ抑制のために政策金利をさらに25ベイシスポイント引き上げるものと予想されていた。Pranab Mukherjee蔵相は「IIPが失速し、インフレが高進するなら、深刻な影響が生じるが、性急に結論を下すことはできない」とコメントした。
中央統計局(Central Statistical Organisation)が12日発表したIIP成長率を部門別に見ると、IIPの約80%の比重を占める製造業の伸びは2.3%(12.3%)、電力生産のそれは4.6%(1.8%)、鉱業のそれは6.0%(10.7%)と、電力生産を除き、他の2部門の成長率は、前年同期の伸び(括弧内の数字、以下同様)を大きく下回った。
用途に基づき分類(use-based classification)した製造業各部門の伸び率は、耐久消費財4.3%(36.3%)、非耐久消費財-6%(2.3%)、基本財部門4.5%(6%)、中間財部門2.4%(19.4%)と、いずれも前年同期の伸びを下回る不振なパフォーマンスを示したが、製造業景気動向の先行指標とされる資本財部門の伸びは12.6%(11%)と、二桁成長をマーク、しかも堅調だった昨年同期を上回ったことが、唯一の明るい材料といえる。
全国産業分類(national industrial classification)主要17業種中9業種がマイナス成長を記録した。
今年初8ヶ月(2010/4-11)のIIP成長率は9.5%と、依然として前年同期の7.4%を上回っている。部門別内訳は製造業10%(7.5%)、鉱業8%(8.4%)、電力4.5%(5.7%)。
製造業各部門の伸び率は、資本財部門22.5%(6.6%)、耐久消費財部門21.7%(20.6%)、非耐久消費財部門0.7%(1.2%)、中間財部門9.6%(11.2%)、基本財部門5.8%(5.8%)となっている。
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