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2011-01-14 ArtNo.44348
◆ロシア、インドのトリウム原子炉開発計画に参加
【ニューデリー】ロシアは、インドの3段階の原子力プログラムへの参加を提案した。同プログラムは、最終的にトリウムを直接燃料として用いることを目指している。
ヒンドゥー・ビジネスラインが1月10日報じたところによると、両国は、新世代の高速中性子核反応炉(nuclear fast neutron reactor)を共同開発することを検討することで合意した。
水冷却炉が熱中性子もしくは低エネルギー中性子を用いるのに対し、高速炉は高速中性子もしくは高エネルギー中性子を用いて、核分裂の連鎖反応を維持する。
消費した以上の核分裂物質を産出するため、一般に増殖炉と呼ばれる高速炉は、インドの3段階の原子力プログラムの第2段階を成す。
原子力局(DAE:Department of Atomic Energy)筋によると、Dmitry Medvedev大統領が、先月初め訪印した際、ロシア側は、インドの原子力プログラムへの参加を提案した。これを受けて、両国は目下、新世代高速中性子炉の共同開発計画を準備していると言う。
○仏Areva、競争力有る原発電力料の実現目指す
【ニューデリー】フランスの核反応炉メーカー、Areva SAは、Nuclear Power Corporation of India Ltd (NPCIL)との合理的な出資率を維持するとともに、地元納入業者の活用を通じ、マハラシュトラ州Ratnagiri県Jaitapurにおける原子力発電プロジェクトの競争力ある電力料の実現を目指している。
ヒンドゥー・ビジネスラインが1月6日伝えたところによると、Jaitapurプロジェクトに核反応炉2基と核燃料を供給する総額70億ユーロ(US$93.32億)の契約を、最近NPCILと結んだArevaは、世界的に、第三世代欧州加圧水炉(EPR:European Pressurised Water Reactor)を納入する4件の契約を手がけているが、内2件に納期の遅れとコスト超過が生じている。
Areva India LtdのArthur De Montalembert会長兼MDによると、同社は一連の施策を講じ、Jaitapurプロジェクトをスケジュール通り完成するとともに、コスト競争力を維持する方針と言う。
○環境相、M州原発計画を支持
【ニューデリー】Jairam Ramesh環境相は3日、マハラシュトラ州Ratnagiri県Jaitapurにおける1万MW(メガワット)原子力発電プロジェクトに対する反対論は、技術的と言うより、政治的なものと指摘した。
ビジネス・スタンダードが1月4日報じたところによると、ラメッシュ環境相は「インドにとって核廃棄物の管理は直近の問題ではない。環境の観点からすれば、原子力発電プロジェクトがグリーン論者の標的にされるのは悲劇と言う他ない。温暖化問題を解決するためにクリーン・エネルギーの使用を訴えるグリーン論者が原子力発電に反対するのは矛盾している。Jaitapurプロジェクトに対する反対運動は技術的と言うよりは政治的なもの」と指摘した。
○BHEL/Alstomの核タービン製造合弁頓挫
【ニューデリー】国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd (BHEL)が、Nuclear Power Corp of India (NPCIL)及びフランスのAlstomと3社連合を組んで原子力発電用タービンを製造する計画は、政府が「原発プロジェクトの結節機関を務めるNPCILの参加は、利害の混交を生じる」として反対を表明したため頓挫した。
エコノミック・タイムズが1月8日伝えたところによると、原子力局(DAE:Department of Atomic Energy)は、NPCILが原子力タービンの買い手と売り手双方を務めるのは、プロジェNトの透明性を損なうとして、NPCILの参加を認めない立場を表明した。このため、準備に1年を費やし、各700MWの原子力発電プロジェクト10件に対する7500クロー(US$16.67億)の仮納入契約を既に手に入れている3社連合は、合弁を解消せざるを得なくなったと言う。
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