2011-01-14 ArtNo.44352
◆国営製鉄所RINL、Indian Railwaysと輪軸製造覚書
【ヴィサカパトナム】アンドラプラデシュ州のVisakhapatnam Steel Plant(VSP)を経営する国営Rashtriya Ispat Nigam Ltd(RINL)は10日、国有鉄道Indian Railways(IR)と、西ベンガル州New Jalpaiguriにおよそ275クロー(US$6111万)を投じ輪軸(axle)製造施設を設ける覚書を交換した。
ヒンドゥー・ビジネスラインとザ・ヒンドゥーが1月11日伝えたところによると、同プロジェクトのために設立される新会社Uttarbanga RINL RAIL Karkahana Ltd(URRKL)はBOX Nワゴンやその他の鉄道車輌用の輪軸を製造、IRの需要に応じる。RINLの発表によると、URRKLはRINLの完全出資子会社、もしくは合弁会社として設立される。Metallurgical & Engineering Consultants(MECON)が同プロジェクトのコンサルタントを務める。
○L&T、グジャラート州モノレール計画に関心
【ムンバイ】インドの商都マハラシュトラ州Mumbaiに国内初のモノレールを敷設する契約を獲得したLarsen & Toubro(L&T)は、グジャラート州における同様のプロジェクトに強い関心を抱いている。
ビジネス・スタンダードが1月10日、消息筋の言として報じたところによると、L&Tは12日から催される『躍動するグジャラート国際投資家サミット(VGGIS:Vibrant Gujarat Global Investors' Summit)』において5000クロー(US$11.11億)のモノレール・プロジェクトに関する覚書に調印するものと見られる。
エコノミック・タイムズが12日伝えたところによると、L&TはVGGISの初日、グジャラート州におけるインフラストラクチャー・プロジェクトに1万5000クロー(US$33.33億)を投資する覚書に調印した。L&TのAM Naik会長兼MDはサミットの会場で以上の消息を明らかにしたが、プロジェクトの具体的内容には触れなかった。
ヒンドゥー・ビジネスラインが4日報じたところでは、L&Tの鉄道事業部門は、発電所用鉄道支線やメリーゴーランド・システムを含む合計1103クロー(US$2.45億)の契約を獲得した。
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