NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2011-02-07 ArtNo.44419
◆中核インフラ産業、12月に6.6%の成長回復
【ニューデリー】中核インフラ産業6業種は、原油、石油精製、鉄鋼部門の好調に支えられ、2010年12月に比較的健全な6.6%の成長を遂げ、前月の3%(当初発表の2.7%から上方修正)や、前年同月の6.2%の伸びを上回った。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネスラインが1月31日/2月1日報じたところによると、部門別伸び率は、原油15.8%(1.1%)、石油精製8.3%(0.9%)、鉄鋼完成品11.2%(9.6%)、石炭3%(1.2%)と、これら4部門はいずれも前年同期の伸び(括弧内の数字)を上回ったが、残る2部門は、電力4.3%(6.6%)、セメント-2.2%(11.0%)と、前年同月に及ばなかった。
エコノミストらは、インフラ中核産業の健全な成長で、鉱工業生産指数(IIP)の伸びにも改善が見られるものと予想している。IIPの26.7%の比重を占めるインフラ産業の今年初9ヶ月(2010/4-12)の伸びは、5.3%と、前年同期の4.7%を上回った。
○昨年度GDP成長率8%:統計局
【ニューデリー】インド経済は製造業とサービス業の好調に支えられ、2009-10年度に8%の成長を記録、これ以前に発表された暫定値7.4%を上回った。
ヒンドゥー・ビジネスラインとザ・ヒンドゥーが2月1日伝えたところによると、中央統計局(CSO:Central Statistical office)は1月31日以上の発表を行った。部門別成長率は、製造業8.8%(3%)、金融/保険/不動産/ビジネス・サービス9.2%、運輸/倉庫/通信15%、共同体/社会/個人サービス11.8%、農業0.4%(-0.1%)。
今年(2010-11)上半期のGDP成長率は8.9%を記録、政府は通年の成長率を8.75%と予想している。
昨年の国民一人当たり所得は4万6492ルピーと、前年の4万U05ルピーに比べ14.5%増加した。
CSOは2008-09年のGDP成長率も当初発表の6.7%から6.8%に上方修正した。
○今年通年のGDP成長率8.7%:中央銀行委託調査
【ニューデリー】中央銀行Reserve Bank of India (RBI)がスポンサーを務める最新の調査によれば、今会計年度(2010-11)通年の国内総生産(GDP)成長率は8.7%と予想され、これ以前に発表された8.5%から上方修正された。しかしインド政府が予想する9%を依然下回っている。
ビジネス・スタンダードが2月2日報じたところによると、RBIの第14回専門予測者調査(14th Round of Professional Forecasters)報告書は以上の数字を掲げている。それによると、GDPの予想成長率が上方修正された主因は農業とサービス部門の見通しが上向いたため。農業の予想成長率は当初の4.6%から5%に、サービスのそれは9.1%から9.6%に、それぞれ上方修正された。しかし工業部門の予想成長率は9%に据え置かれた。
以上の予測値は中央銀行自身の予想とは無関係と言う。例えば報告書は今会計年度末のインフレ率を6~6.9%と見通しているが、中央銀行は7%と予想している。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.