2011-02-17 ArtNo.44447
◆向こう数年間の航空産業投資US$1200億:首相
【ティルヴァナンタプラム】インドの航空産業には向こう数年間に1200億米ドルの投資がなされ、直接間接に数十万人に就業機会が提供される。
ファイナンシャル・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダードが2月12/13日伝えたところによると、ケララ州の州都Thiruvananthapuramのティルヴァナンタプラム国際空港に289クロー(US$6422万)を投じて設けられた新国際ターミナルの開所式が12日催され、Manmohan Singh首相は席上、以上の見通しを明らかにした。それによると、デリーとマハラシュトラ州Mumbaiの空港は再編され、アンドラプラデシュ州Hyderabadとカルナタカ州Bangaloreには公共民間協力(PPP:public-private partnership)方式によりそれぞれ新空港が開発された。国内線と国際線の交通量は過去7年間に前者が3倍、後者が2倍以上に拡大したと言う。
○地元企業9社、K州航空事業にUS$43億投資
【バンガロール】地元情報技術(IT)企業大手Wiproと地場自動車メーカーMahindra and Mahindra(M&M)を含むインド企業9社が、カルナタカ州における航空宇宙及び航空産業関連製造事業に合計43億米ドルの投資を約束した。
エコノミック・タイムズが2月13日報じたところによると、カルナタカ州政府工業部のT.K. Swaroopa副次長補は13日以上の消息を語った。それによるとこれらのプロジェクトによりバンガロール周辺とKolar県隣接地に直接に2000人分、間接に4000人分の就業機会が創出される。Mahindra Aerospace LtdはKolar県Narasapura工業区に28億4000万ルピー(US$6300万)を投じ航空機関連の部品/構造物/アセンブリー製造施設を設ける。Wiproは5億3000万ルピー(US$1200万)を投じバンガロールから40キロのDevanahalliに航空産業パークを開発する。
○AP州も航空産業パーク開発
【バンガロール】アンドラプラデシュ州政府は同州Chillamaturuの2500エーカーの土地に『Lepakshi Aerospace Park & Defence Cluster』を開発する。
デカン・ヘラルドが2月12日伝えたところによると、Lepakshi Aerospace & Defence ClusterのS Balaji重役(MD)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、いずれも公共部門の企業3社Bharat Dynamics Ltd (BDL)、Electronics Corporation of India Ltd(ECIL)、Bharat Electronics Ltd (BEL)が既に同パークへの投資を計画している。BDLは600エーカーの土地に750クロー(US$1.67億)を投じミサイル製造工場を建設、ECILは200エーカーの土地にミサイル電子監視施設を設置する。BELはミサイル監視用レーダーの製造施設を建設する。この他、Penn State Universityは500エーカーの土地に国防警備学校を設ける。
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