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2011-02-24 ArtNo.44464
◆食品インフレ、過去9週間来の最低に鈍化
【ニューデリー】ラビ(rabi:春先収穫物)作物が市場に出回り、豆類、小麦、ジャガイモ等が値下がり、タマネギの高騰も沈静化する中、卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)をベースにした食品インフレは、2月5日までの1週間に前週の13.07%から11.05%に2週間連続鈍化、過去9週間来の最低をマークした。とは言え市民の台所の定番食品は依然として1年前に比べ31%以上高めとなっている。
ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが2月17/18日報じたところによると、ジャガイモの価格は1年前に比べ、13.63%、豆類は同5.88%、小麦は同2.54%、それぞれ値下がりした。しかい野菜全体の価格は24%、中でもタマネギは31.33%、値上がりした。この他、果実は同12.21%、ミルクは同11.66%、卵/肉/魚は15.14%、それぞれ値上がりした。
インフレの顕著な鈍化には、比較対象になる前年同期のインフレ率が22.27%に達していたことに伴うベイス効果も作用したものと見られる。
最新のインフレ・データに勇気づけられたPranab Mukherjee蔵相は、食品インフレがまもなく一桁台に沈静するものと見通した。同相によると、政府は、今会計年度末までに総合インフレが今年1月の8.23%から7%前後に鈍化すると予想していると言う。小麦や豆類の豊作も予想される中、最新の統計データはこうした政府の見通しの実現に寄与しそうだ。インドの食品インフレは、豊作が伝えられているにも関わらず、アジア最高のレベルになっている。
一次産品価格指数の上昇率は、前週の17.05%から14.59%に鈍化したが、燃料価格指数は前週、前々週の11.61%から11.92%に僅かに加速した。
○1月の消費者物価6%アップ
【ニューデリー】インド政府は18日、世界の他の国々におけるのと同様、ミクロ・レベルのリアルタイム・ヘッドライン・インフレーション(headline inflation:総合インフレ)を反映した新消費者物価指数(CPI:consumer price index)を発表した。
ビジネス・スタンダード、ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが1月19日伝えたところによると、2011年1月のCPIは、2010年を基準(100)として106をマーク、6%の上昇となった。
統計&プログラム実施省(Ministry of Statistics & Programme Implementation)傘下の中央統計局(CSO:Central Statistics Office)によると、全国レベルと州レベルの新CPIは、それぞれ農村部(平均225品目)と都市部(平均250品目)の数字が示されトいるが、今回初めて発表されたため、年間を通じた数字はまだ出ていない。また全ての州が十分な価格スケジュールを提出している訳ではなく、州により調査対象とされた品目も多少異なっている。この他、平均20種類のサービスも調査の対象とされている。
○CPI:農村7%アップ、都市4%アップ
農村と都市を個別に見ると、農村部のCPIが107、都市部のそれが104で、州別ではケララ州/オリッサ州/メガラヤ州のCPI上昇率が8%と高く、これに対してマハラシュトラ州/グジャラート州/ハリヤナ州/デリー州/パンジャブ州のそれは4~6%になっている。
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