SEAnews 1996-01-08 ArtNo.4502

【ペナン】空調工事会社のニライ・バリサン(M)Sdn Bhdは、5億Ｍドルと見込まれる国内市場の7％に相当する年商3500万Ｍドルの達成を目指している。
昨年キャリア製空調設備の売上で1100万Ｍドルをマーク、キャリア・インターナショナル・コープからディーラー・オブ・ザ・イヤー賞を授与されたニライ・バリサン社のリム・フンキアン重役(GM)によると、払込資本150万Ｍドルの同社は1993年にキャリアの公認ディーラーに指名された後、僅か2年で同売上をマークした。同社はクリーン・ルーム、無菌室、冷蔵／冷凍室、コンピューターの空調、廃熱利用等、商工業コンプレックスから住宅に至るエアッコンディショニングとメカニカル・ベンチレーションを専門に手掛けている。同社はプロジェクト・プラニングから設計、据えつけに至る一貫サービスの提供を標榜しており、ワンストップのＭ＆Ｅショップの需要が拡大する中で、他社との共同により総合サービス・パッケージを提供している。これまでに手掛けたプロジェクトにはジョホール・バル・デューティー・フリー・コマーシャル・コンプレックス・アンド・ホテルの1590万Ｍドルの契約、ミッドランド・パーク・センターの400万Ｍドルの契約、ノーザン・ハウスの329万Ｍドルの契約、ノボテル・ホテルの347万Ｍドルの契約、ペナン・インドア・スタジアム、ＫＬにおけるウィスマ・プルカサ及びカンプン・ワリサンなどが含まれ、ホーチミン市のアマラ・サイゴン・ホテル(316室)の空調工事も290万Ｍドルで受注したと言う。(STAR:1/6)