SEAnews 1996-01-09 ArtNo.4515

【クアラルンプル】マレーシア最大の協同組合コプラシ・ウサハ・ブルサト・マレーシアBhd(KUB Bhd)は向こう10カ月間にクアラルンプル証取(KLSE)への上場とユナイテッド・マラヤン・バンキング・コープBhd(UMBC)の30％権益買収を実現する方針だ。
ＫＵＢ Bhdのハッサン・ハルン会長が先週金曜語ったところによると、ＫＵＢの法人化計画報告書は既にマーチャント・バンクにより提出されており、今月末の取締役会で検討に付される。取締役会の認可が得られ次第、同計画案は証券委員会に提出され、ＫＬＳＥへの上場認可が求められる。証券委員会の認可が得られれば、ＫＵＢの13万人の会員は株主となる。しかし協同組合が直接、ＫＬＳＥに上場することはできず、同社は目下複数の上場企業と裏口上場に関する協議を進めている。またプルバダナン・ナシオナルBhd及び国営石油会社ペトロナスのＵＭＢＣ持ち株を買収することに関する交渉も最終段階を迎えていると言う。(ST,BT:1/8)