SEAnews 1996-01-15 ArtNo.4596

【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)は今年内に固定式電話サービス契約20件を獲得できるものと期待している。
ＴＭＢのモハメド・サイド重役(CEO)が12日、スルンバンのラサ・クマヤン・ゴールド・アンド・カントリー・タウンシップ(1388戸)における電気通信サービス契約(ﾃﾞｻﾞｲﾝ/ﾌﾟﾗﾆﾝｸﾞ/敷設･施工)調印式後語ったところによると、同社は契約獲得が見込める20件のプロジェクトをリストアップしており、これらは大部分半島マレーシアにおけるものだが、サラワク州におけるプロジェクト1件も含まれている。ＴＭＢの不動産事業進出に関して、モハメド重役は「真剣に検討しているが、今はその時機ではない」と述べる一方、「ＴＭＢは向こう2～3年の状況に自信がもてる際に初めて不動産市場への進出を図る。商業地に位置するＴＭＢの旧ステーション跡地がこの種の不動産開発の候補地となる」と語った。同氏はまたペナン・シップビルディング＆コンストラクション(PSC)インダストリーズBhdの権益買収に触れ、ビジネス・フォーカスSdn Bhdから同権益を購入した事実を確認した。(STAR:1/13)