SEAnews 1996-01-17 ArtNo.4618

【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場の通信網関連システム統合会社データクラフトは子会社データクラフト・チャイナを通じて福建省の省都福州に5番目の中国事務所を開設した。
データクラフトのエミー・ウー取締役(北ｱｼﾞｱ担当)によると、中国は同社にとって最も急成長を遂げる市場で、過去4年来中国における営業額は毎年倍増してきた。新オフィスは福建省の他の都市、泉州、章州、三明、廈門、南徳、南平等へのビジネスの拡大に役立つ。北京、広州、上海、西安の既存オフィスの他に、別に3つのオフィスを開設することが計画されており、河北省武漢、内モンゴルのホフホト、四川省(恐らく成都)が候補地に上がっている。中国ビジネスの重点はＷＡＮ(ﾜｲﾄﾞ･ｴﾘｱ･ﾈｯﾄﾜｰｸ)に置かれているが、将来はＬＡＮ(ﾛｰｶﾙ･ｴﾘｱ･ﾈﾄﾜｰｸ)にも力が入れられる。これまでに1件100万～500万米ドル相当のパイロット・デジタル・データ・ネットワーク(DDN)契約16件を獲得、目下山東省坊市における別のＤＤＮ契約の最終交渉を進めている。またインターネット・サービス・プロバイダーに対するハードウェアーとソフトウェアーの総合パッケージを提供するサービスも計画されていると言う。(BT:1/16)