NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2018-08-16 ArtNo.46316
◆国民登録更新に際しては本物のインド人だけが保護される:内務担当国務相




【ニューデリー】キレン・リジジュ内務担当国務相は8月1日、「政府は本物のイン人の利益を守る義務があるが、偽物や違法にインドに入国した者はその限りではない」と語った。
 リジジュ内務担当国務相は、国民登録(NRC:National Register of Citizens)の最終草案が公表された後に生じた論争を受けて以上のコメントを行ったもので、「アッサム州におけるNRCは宗教の如何によって更新されるものではなく、それはインド人としてのアイデンティティに関わっている」と述べた。同州では3900万人の申請者の内400万人近くがNRC更新リストに記載されなかった。
 同相は、ザ・ヒンドゥー紙に「西ベンガル州のママタ・バネルジー首席大臣の『NRC草案の発表は内戦と大量殺戮の引き金になる』と言う発言は彼女の地位に相応しくない」と述べた。「州政府や首席大臣の主要な責務は、国民一人一人の安全を保障することである。仮に首席大臣が内戦や大虐殺などと言う発言をしたなら、州内の安全を確保する上から、そのような者は首席大臣には全く相応しくない」と同相は語った。
 プラテック・ハジェラNRCコーディネーターが7月31日に最高裁判所に提出した報告書によると、NRC最終案に記載されたのは2898万3677人で、登録に適さないと判定された者が合計407万707人にのぼった。「407万707人中375万9630人の申請は棄却され、24万8077人は保留された」と同報告書は述べている。内務省高官は、「NRCに含まれていない者を『密入国(州)者』と呼ぶのは適切ではなく、最終判断は外国人仲裁廷(Foreigners Tribunals)に委ねられている」とコメントした。
 リジジュ内務担当国務相は、「最終NRC簿にインド人が含まれないことはない。政府の最優先事項は、インド人の利益を守ることだ。まず、インド人を保護せねばならない。 違法にインドに住む者があれば、政府はどうして彼らの利益を守ることができるだろう」と述べた。
 報道によると、メガラヤ州では、自警団がアッサム州との境界に沿って車両を検問、住民に身分を証明する書類の提出を求めている。リジジュ内務担当国務相は「何れの州にしろ、州政府は権限を有し、その権限を行使せねばならない。NRCの施行で抜け穴が見いだされれば、精査される。誰でもクレームや異議を申し立て、関係文書を作成する十分な機会が与えられる」と語った。

○ソノワル首席大臣、公民登记論争渦中のアッサム州の安定維持




【ニューデリー】過去数十年間アッサムに居住して来た家族を含め自分達をアッサム人と自認する400万人近い人々の名が、国民登録(NRC:National Register of Citizens)簿に記載されていなかった後、誰も敗者にならず、誰もが勝利することを再確認し、政治の混迷を回避した手柄の大部分は、サルバナンダ・ソノワル(Sarbananda Sonowal)首席大臣に帰せられ、彼がいなければ、アッサムの状況は更に悪化していた可能性がある。決して大げさでなく、1946-47年以来、NRCは、大量の人々の公民権を剥奪し、インドを分裂させる潜在性を秘めていた。
 インド人民党(BJP)のラム・マドハブ総書記は、「過去数年にわたるイスラム教徒の違法な流入により、アッサム州と北東諸州の人口が大きく変化している人口統計に鑑み、NRCの実施は避けられない。アッサム州民の文化的アイデンティティ、生計、土地が危険に晒されている」と語った。
 アッサム州に隣接する北東諸州の政府は、NRC草案の発表後、外部からの流入で州人口が膨張する可能性があると警戒している。ナガランドの内務部は、州内の全ての村、町、自治体に、既存の法律や規則に違反して外部から州内に流入する人の移動を厳しく監視するよう求める注意書きを配布した。同注意書きによると、如何なる異常な人口流入もただちに県庁および警察に通報せねばならない。

○NRC非記載者のための標準手続作成




【ニューデリー】国民登録(NRC:National Register of Citizens)簿に記載されなかった申請者は、内務省が考案した新たな標準手続(SoP:Standard Operating Procedure)の下、個別の聴聞を受けられる。
 インド登録長官(RGI:Registrar General of India)と内務省は、3900万人のNRC申請者のうち7月30日に公表された最終案に記載されなかった、400万人に十分な機会を提供するためのいくつかの選択肢を模索している。RGIのサイリシシュ長官はザ・ヒンドゥー紙に、SoPはクレームと異議申立が公正かつ信頼できるプロセスであることを保証すると語った。
 最高裁判所の裁判官チームは7月31日、中央政府にプラテック・ハジェラ国定NRCコーディネーターと協力して、NRC草案に自分の名を見いだせなかった人々のクレームおよび異議を公正に処理するSoPを制定するよう命じた。
 RGIのサイリシシュ長官は「SoPは、申請者に合理的な時間と適切な機会を与るため、クレームや異議申立を処分する側面も備え、NRC記載に対する異議や記載されなかったことへのクレームを誰でも行えるようにするためのルールである」と語った。
 内務省はこれ以前に、アッサム州政府に対し、関係当局や警察は、NRC草案に基づいて、如何なる行動も執るべきではないと通知していた。

【ニュースソース】

NRC update: Centre will protect only ‘genuine Indians’, says Rijiju

'Son of the soil' CM Sarbananda Sonowal has kept Assam steady amid NRC woes

NRC needed to maintain cultural identity, says BJP national general secretary Ram Madhav

NRC update: Nagaland advisory on outsiders

NRC update: New Standard Operating Procedure for those left out

○世界は一つ:




[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.