SEAnews 1996-01-20 ArtNo.4660

【シンガポール】ウッドランズのウエハー・プラント2工場に加え、更に6つのウエハー工場の建設を予定するチャータード・セミコンダクター・マニュファクチュアリング(CSM)はシンガポール証取(SES)メインボード上場を申請したようだ。
ＳＴ紙が複数の消息筋の言を引用して報じたところによるとシンガポール・テクノロジー・グループ傘下のＣＳＭの申請はＳＥＳが認可もしくは検討中の10件以上の申請の1つで、ＣＳＭは既にＯＵＢ(華聨銀行)をリード・マネージャーに、Ogilvy & MatherをＰＲ会社に指名した。同社は海外証取、取り分けニューヨークにおける上場も検討している。しかし同社の上場計画は市場動向を含む幾つかの要因に依存しており、例えば第4四半期の業績が予想外に不振だったことからインテルの株価が10％も値下がりしたこと等も影響する可能性が有る。またシンガポール・テクノロージー傘下の他の企業も国内もしくは海外証取への上場を計画していると言う。
しかしながらシンガポール・テクノロジーズのスポークスマンは「確かに1996－97年の間にＣＳＭを上場させることは検討されているが、目下のところ資本市場で資金を調達する必要は特にない。上場問題は1996－97年のタイムフレーム以外の様々な要因に依存している」と語った。(ST:1/19)