SEAnews 1996-01-24 ArtNo.4713

【クアラ・トレンガヌ】木材関連事業を中核とするローファット・グループは建設用鋼材の製造事業に進出するとともに、ファイバー・ボックスの製造を計画している。
ロー・キアンチュアン重役(MD)によると、同社は半年前から小規模ながら鋼材ビジネスに着手、鋼材や建材の流通を手掛ける子会社の新設や工場の建設(来年)を計画している。同社はトレンガヌ州における工場やビルの建設に必要な建材需要は大きいと見ている。
同社はまた先端的技術を導入したファイバー・ボックスの製造事業を計画、適当なパートナーを物色している。既にフル・トレンガヌに12ｈａの用地を確保、来年までに工場を建設する計画だ。当面3000万Ｍドルの投資を予定しており、その後生産能力の拡張に2000万Ｓドルを追加投資する。同社は原料を確保する狙いから3500ｈａの植林も計画している。ローファットはこの他、リスダとゴム原木を半製品に加工する合弁契約も最近結んだと言う。(STAR:1/23)