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1995-02-11 ArtNo.475
◆＜馬＞経済研究所、今年も８．５％の成長予測
【クアラルンプル】マレーシア経済研究所(MIER)は9日、今年の国内総生産(GDP)成長率を8.5％とする予測を発表、今年は経済成長が減速するのではないかとの銀行界等に存在する懸念を打ち消した。
ＭＩＥＲのスライマン所長(ED)によれば、輸出や世界経済、国内需要の先行きはいずれも明るく、今年も8％以上の成長率を実現するのはそう難しくない。国民総生産(GNP)も名目11.6％の成長が見込める。しかし生産性の向上が賃金の上昇にマッチ、もしくは上回る必要が有り、またインフレ率は4.4～4.5％に上昇する見通しだ。ＭＩＥＲの調査によると、繊維／衣料製造業者の67％、ゴム製品製造業者の67％、電気電子業界の57％が第4四半期に売上増を報告、またゴム製品業界の40％、電器製品業界の36％が受注拡大を予想した。しかし昨年第4四半期には経済成長減速の兆候も生じており、ビジネス環境指数(BCI)は昨年第3四半期の68から61.7に下降したと言う。(NST,MBT,NS,SJ,BT:2/10)
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