SEAnews 1996-01-29 ArtNo.4771

【シンガポール】ラッフルズ・シティー・ショッピング・センターは近隣に誕生したサンテク・シティーやミレニア・シンガポール等の新たな競争者に対抗するため4000万Ｓドルを投じて、大改装を行う。
地下駐車場の一部はグルメ・スーパー、ファースト・フード・ショップ、カフェ、ヘルス・フード店等に衣替えし、3階にもアジア・フード・コートが設けられる。これに伴いそごうは3階の売場を引き払い地階に新たなスーパーを設ける。最も大規模な改装が行われるのは1階フロアーで、アトリウムのブリッジや階段は取り払われ、展示や催し物会場にもなるシティー・スクウェア、噴水を配したウォーター・コート、熱帯情緒をテーマとしたガーデン・コートの3つの広場が設けられる。また各フロアーのテナント・ミックスも再編される。これまでアトリウムではディズニー・プロモーション等が催され、家族客の呼び寄せが図られたが、フードコート等の支援施設がなかったため、十分効果が上がらなかったと言う。改装は段階的に進められ、地階部分は5月に新装オープンする。(ST,BT:1/27)