SEAnews 1996-02-03 ArtNo.4847

【イポー】ホンリョン・グループはペラ州スブラン・ペラの80ｈａの土地に15億Ｍドルを投じ総合的な製紙工場を建設する計画だ。
ペラ州のラムリ・ガ・タリブ首席大臣が1日語ったところによれば、州政府はペーパー・テクノロジー・パークと名付けられた同プロジェクトを原則的に承認した。第1期工事では3億5000万Ｍドルが投じられ、リニア・ボードと段ボール用紙年間合計1500万トンの製造施設が設けられる。製品の海外市場開拓も図られ、最終的に投資額は15億Ｍドル、年産量は50万トンに引き上げられる。同時点の従業員総数は2000人に達する。同工場は付近を通過するペトロナスのガス・パイプラインからガスの供給を受ける。関係用地は環境アセスメントの認可を待って、7月乃至8月に買収される。しかしながら同地はマレーシアの重要な米作地帯に属するため、環境規準は厳重に守られねばならない。同工場の完成に伴いルム港の港湾貨物処理料も急増する見通しという。(BT:2/2)