1996-02-07 ArtNo.4894
◆<馬>プンチャク、スラゴール州残余水道事業民営化の調査完了
【クアラルンプル】プンチャク・ニアガ(M)Sdn Bhdはスラゴール州政府水道課の残余事業の民営化に関する調査を完了、報告書も既に州政府に提出し、今年末までには関係契約に調印できるものと期待している。
1994年に最初の水道事業民営化契約を獲得したプンチャク・ニアガは、残余部分の民営化に関しても調査を行うよう指示されていた。最初の契約の下、同社は既存の水処理場27カ所の管理を引き継ぐとともに、12億8000万Mドルのスラゴーツ川水供給事業第2期工事も引き受けていた。 一方、Uウッド・ホールディングズBhdの逆買収計画に関してプンチャク・ニアガのロザリ・イスマイル会長は、既に当局の認可を得ており、取引は今年上半期中に完了すると語った。Uウッド社は9億Mドルでプンチャク・ニアガの100%権益を買収、自社新株1億5517万株をプンチャク・ニアガ宛てに発行、支払いにあてる。
弁護士資格も有するロザリ会長は傘下のセントラル・プラス(M)SdN Bhdとコーポレート・ライン(M)Sdn Bhdを通じて、水事業、経営コンサルタント、不動産開発等を手掛けるプンチャク・ニアガの各70%と30%の権益を握っている。後者はまたペギ・マレーシアBhdの支配権益買収(約M$10億)も狙っていると言う。(NST:2/6)
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