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1996-02-10 ArtNo.4936
◆＜馬＞バクン事業の廃材利用しＭ＄３０億パルプ工場建設
【クチン】バクン・ダム建設用地で伐採された木材の内商業的価値のない廃材を利用し、ビントゥル近郊キドゥロンの2000ｈａの土地に総コスト30億Ｍドルのパルプ工場が建設される。
Ｅｋｒａｎ Bhdのティン・ペクキイン会長が8日語ったところによれば、パルプ工場の工期は18～24カ月で、来月16日にマハティール首相の主宰で起工式が催される。バクン・ダム建設現場で伐採された約2700万トンの廃材は、パルプ工場の当初6年間の需要に応じられる。その後の需要を満たすためには、アカシア等の成長の速い植物が30万ｈａの土地に植林され、これらの土地に居住する原住民にもプロジェクトへの参加が求められる。パルプ工場の年産量は75万～100万トンで、年商5億～6億米ドルが見込める。ティン氏は傘下の上場企業を通じて同プロジェクトに45％出資、残りの55％はスマトラ島の紙・パルプ製造業者が負担すると言う。(NST,STAR,ST:2/9)
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