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1996-02-13 ArtNo.4964
◆<星>地場銀行、大口顧客の定期預金金利引き下げ
【シンガポール】シンガポールの地場主要銀行はインターバンク・レートの下降に伴い比較的大口顧客の定期預金金利を引き下げた。こうした傾向が持続すればプライムレートの引き下げも行われるものと予想されている。
地場4大行は米国中央銀行の2度目の金利引き下げと時を同じくして、1月31日以降5万~99万9999Sドルの定期預金金利を下方修正した。3カ月定期預金について見るとDBSは2.5%から2.1875%に、OCBCは2.5%から2.375%に、UOBは2.5625%から2.125%に、OUBは2.625%から2.1875%に、それぞれ引き下げた。一般に5万Sドル未満の定期預金金利は安定しており、如何なる変更も公表される。5万~9万9999Sドルのそれはインターバンク・レートとともに変動、利率の変更は公表されない。これに対して100万Sドル以上の金利は交渉により決定されると言う。現在4大行は5万Sドル未満の3カ月定期預金に3.375~3.5%の利子を付けており、これは5万Sドル以上のそれを最大1.25%ポイント上回っている。5万Sドル以上100万Sドル未満の定期預金は地場銀行の預金ベースの最大80%に及ぶとされ、この種の預金の金利引き下げに伴う貸出金利との格差拡大はこれらの銀行に少なからぬ恩恵を及ぼすものと見られる。地元銀行界は米国連邦準備金金利が最近4分の1%ポイント・カットされたにも関わらず、国内プライムレートの6%のレベル維持を図っている。一部の銀行家は米国市場における金利の下降は地元市場には影響を及ぼさないと見ていたが、現在の状況はこうした見通しに反する。国内インターバンク・レートは昨年5月以来最低のレベルに下降しているが、アナリストはシンガポール証券市場の好調に伴う外資の流入も影響している可能性が有ると指摘する。ストレート・タイムズ株価指数は先週火曜、過去最高の2503.96を記録した。(ST:2/12)
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