SEAnews 1996-02-15 ArtNo.4978

【シンガポール】地元企業ワイワイ・グループが日商岩井、米国コマースコープ・インターナショナル及び香港のアジアティック・アライアンスと合弁で設立したＢＥＭ(ﾁｬｲﾅ)ベンチャーズ・インクの中国における営業額は40億米ドルを突破した。
事務機販売／小売チェーン／レストラン／ファミリー・エンターテーメント等を手掛けるワイワイ・グループが12日発表したところによれば、ＢＥＭ(ﾁｬｲﾅ)インクの強味は工場建設から金融、原料調達、製品販売に至るまで多方面の業務を一手に手掛けることができることで、そのビジネスはライフスタイル、エネルギー、インフラ、電力、通信、自動車、その他の工業プロジェクトに及ぶ。同社はこれらのビジネスを北京、大連、天津、青島、上海、南京、広州、深のオフィスを通じて手掛けている。ワイワイ創設者のＹ.Ｙ.ウォン氏が会長を兼るＢＥＭ(ﾁｬｲﾅ)ベンチャーズを率いるＢＥＭアソーシエーツはウォン氏とコマースコープのマーク・ミドルトン社長により設立された。ミドルトン氏は米国クリントン大統領の特別補佐官を務めた経歴を有する。(BT:2/13,ST:2/14)