SEAnews 1996-02-23 ArtNo.5040

【シンガポール】地元のＣＳＡリサーチはデータ・モデルを用いてインターネット用データ・ベース・アプリケーションを作成するツール“シルバーラン・アプリケーション・ジェネレーター・フォー・エンタラン(SAGE)”を発表した。
ＳＡＧＥはウェブ・ページ・アプリケーションやデータ・アクセス方式の開発他、ＣＳＡリサーチのシルバーラン・データ・モデリング製品を用いて作成されたデータ・モデルに準拠したデータベースのデザインの開発／保守に利用できる。データ・モデルはネットワーク上の異なる場所で管理されているデータベースの整合性や完全性を確保するのに役立つ。ＳＡＧＥはシルバーラン・オブジェクト・モデルからデータベースのアクセス方式を作成でき、同アクセス方式はネッツケープ等のウェブ・ブラウザーにアクセス可能なアプリケーション中に導入される。こうして作成されたアプリケーションを用いいることにより、例えば保険勧誘員はインターネットにリンクしたＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)により本社のデータベースにアクセスし、顧客のニーズを満たす保険計画を容易に作成できる。
ＣＳＡは1991年にカリフォルニア拠点のＸＡシステムズ・コーポレーションのツール部門(ｶﾅﾀﾞのｹﾍﾞｯｸ拠点)からシルバーランＣａｓｅ(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀ･ｴｰﾃﾞｨｯﾄﾞ･ｿﾌﾄｳｪｱｰ･ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ)を買収した。シルバーランはアメリカン・エクスプレス、シティバンク、アップル・コンピュータ、ヒューレット・パッカード、ＩＢＭ、インテル、プライス・ウォーターハウス等を含む世界の9000カ所にインストールされている。ＣＳＡリサーチによりシンガポールで開発されたＳＡＧＥは3月末に売り出される予定だ。(BT:2/19)