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1996-02-26 ArtNo.5075
◆<馬>生産性主動の経済成長と競争力がS&Tの要に
【クアラルンプル】第7次マレーシア計画(7MP)下の科学技術(S&P)戦略の要は生産性主動の経済成長と競争力を維持することに有る。
総理府のオマル・アブドル・ラーマン科学担当顧問によれば、7MP下のS&Tではより複雑で総合的なアプローチが採用され、テクノロジー・マネージメントがこうしたアプローチの拠り所となる。テクノロジー・マネージメントはS&Tの開発を促進し、維持するのに必要と見なされる様々なメカニズムやプロセス、インフラストラクチャーを準備し、実行することに関係している。これにはS&T活動の組織/管理の他、国家的開発目標を実現する上にどのようにS&Tを運用するかといった内容が含まれる。また計画された目標を達成する上から政府と民間部門の緊密な連携と努力が必要される。
第6次マレーシア計画(1991-95)下のS&P予算は6億Mドルだったが、7MP下ののS&P予算は少なくとも10億Mドルと見積もられる。しかしながらこれほど多額の資金を投入してそれに見合った報酬が得られるかと言う点が問題となる。重要な点は、開発され、導入されるべき技術は長期的に安定した成長をもたらすものでなければならないと言うことで、この点についての慎重な検討が必要とされる。7MP下のS&T戦略の立案に際して、プラナーらはビジョン2020の目標に対する明確な見通しを常に要求された。これらには基本的ニーズ(フード&シェルター)のための技術、クオリティー・ライフ(精神的/物質的)のための技術、福祉(経済成長の基盤となる)を実現する技術、統治/管理のための技術が含まれる。誰も全てのものを1人で充足することはできず、一部の技術は輸入に依存し、一部の技術は自ら開発する必要があるが、ある種の領域ではマレーシアは世界をリードせねばならない。7MPは開発されるべき経済の重要部門及び重要なサブ・セクターにスポットライトを当てる。国民は単なるハード・ワークではなく、スマートに働く術を身につけねばならないが、ビジネスマンは常に金儲けに忙しいため、誰か別の者がフィードバックし、行く手を指し示す必要がある。それがスマートなパートナーシップと言う。(MBT:2/24)
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