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1996-03-04　ArtNo.5161

【ポート・クラン】日本通運はポート・クランが5年以内にシンガポールを凌駕する域内の主要カーゴ・ポートになるものと見、運輸施設の強化を図っている。
ニッポン・エクスプレス(M)Sdn Bhdの小宮重役(MD)が1日催されたポート・クラン新倉庫施設の開所式の席上語ったところによれば、政府のビジネス誘致政策によりクラン港は域内の主要港になるものと見られ、同社はこうした趨勢に対応するため準備を整えている。同社の昨年の営業額は8000万Ｍドルだったが、今年は20％増を見込んでいる。1000万Ｍドルを投じて設けられた8040平米の新倉庫は貨物の混載処理を主に手掛ける。クラン港周辺に別に4つの賃貸倉庫合計30万平米を擁する同社は、向こう数年内に更に1.4ｈａの倉庫施設をクラン港に増設する計画だ。またスラゴール州のバラコンには日通トランスポート・サービスの倉庫施設が近く設けられると言う。(STAR:3/2)

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