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1996-03-09　ArtNo.5231

【シンガポール】米国のコンピューター・メーカーＩＢＭは先週火曜(3/5)、5億米ドルを投じてディスク・ドライブ(HDD)の世界生産を60％拡大すると発表したが、これに伴いシンガポールのカキブキ工場も生産規模を拡大する。
シンガポールの同社スポークスマンは7日、5億米ドルの一部がカキブキ工場の拡張計画に充当されることを確認した。詳細は後日発表されると言う。昨年4月に量産体制に入ったカキブキ工場の建設コストは1億米ドルと言われるが、同社は昨年8月、さらに1億米ドルを今年末までに投資すると発表している。同工場は昨年、サーバー／ワークステーションに使用されるハイエンドＨＤＤを推定100万ユニット生産しており、今年は250万ユニットに拡大される見通しだ。ＩＢＭはハイエンドＨＤＤの大部分をシンガポールで生産する方針を発表している。(BT:3/8)

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