SEAnews 1996-03-11 ArtNo.5255

【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指す石油・ガス支援エンジニアリング／建設関連企業ダイアローグ・グループBhdは海外事業が営業額の25－30％に貢献するものと期待している。
ダイアローグのガウ・ブンキアット重役(MD)及びカマルディンＭｄノール会長が8日に催された公募引受契約調印式の席上語ったところによれば、同社はインドネシアの石油業界に対する特殊化学品の納入契約2件、中国の石油化学業界との契約3件を獲得しており、今後更に多くの中国に対する特殊化学品の供給契約が獲得できる見通しだ。また400億Ｍドルの投資支出が見込まれる国内石油／ガス産業からの受注増も期待できる。現在手持ち契約は1億5000万Ｍドルにのぼる。10年前に設立された同グループは国内に8社、シンガポールに3社、子会社を擁し、石油／ガス／石油化学業界に対して、土木／構造／機械据え付け／配管／タンク敷設／電気工事等に関わるプラント・エンジニアリング／建設サービスを提供している。この他、オフショア・フックアップ、試運転、プラットフォーム保守、特殊化学品／機器／備品の供給、ターンキー・プロジェクト、コンサルタント・サービス等も手掛けている。同社は額面1Ｍドルの505万株を2.15Ｍドルで公募、内199万株はブミプトラに、218万9000株は一般投資家に公開される。公募主幹事はアマナ・マーチャント・バンクBhdが務め、他の引き受け幹事にはオメガ証券、フィレオ・アライド証券、ホワンＤＢＳ証券が名を連ねている。(STAR:3/9)