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1995-02-17 ArtNo.545
◆<星>低海運料/修理需要減退/競争激化で造船業打撃
【シンガポール】シンガポールの造船業界は、海運料の下降や修理需要の減退、さらには競争の加熱で、昨年は低調な業績にとどまったものと予想されている。
造船市況回復の思惑から少なからぬ投資家が造船銘柄に資金を注ぎ込んだが、こうした予想が幻想に終わった最大の要因は大型タンカーの修理需要減退で、特に昨年下半期にこうした傾向が顕著となった。多角経営の奏功で4大造船会社の中で唯一造船不況の衝撃を切り抜けたケッペルや、修理と小型船の建造に専念した中小造船所を除き、証券アナリストは造船銘柄を敬遠するようアドバイスしている。それによると造船業界のビッグ・ボーイはプレミアム付きで取引されており、最近の29%の調整後も依然安くない。しかし比較的大きな収益基盤と強力なマネージメント、そして健全なコスト管理ノーハウを備えた不況に強い体質の、例えばケッペルやシングマリーンは薦められる(サミット証券)と言う。造船銘柄の収益予想を2~10%下方修正したG.K.ゴーは「修理ビジネスの回復は早くて96年後半まで期待できない」としており、ソロモン・ブラザーも「造船銘柄は過去の業績に基づいて高値で取引されており、短期的にこうした銘柄への投資は縮小すべきだ」としている。エスティメート・ディレクトリー2月号によれば、ジュロン・シップヤードはビッグ4中最悪の14%減益(S$5610万)、スンバワンは4%減益(S$8840万)、ケッペルは15%増益(S$2.162億)が見込まれ、日立造船は昨年3月末締め年度に18.7%の減益(S$2690万)を報告した。一方、ケッペル傘下のシングマリーンは54%増益(S$2330万)、シンガポール・シップビルディング&エンジニアリングは26%増益(S$2520万)が予想されている。(ST:2/15)
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