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1996-03-26 ArtNo.5451
◆<馬>ウエストモント、プルワジャの救済提案
【クアラルンプル】ウエストモント・グループが数十億ドルの負債を抱えるとされる国営鉄鋼会社プルワジャ・スチールの救済策を提案した。
ウエストモントのジョーゼフ・チョン重役(MD)がNST紙に語ったところによれば、グループ傘下のウィン・ティエク・ホールディングズBhdはコンソーシアムを組織して救済案を政府に提出した。救済案の骨子はプルワジャの更生と採算性の回復で、負債返済も含まれる。コンソーシアムにはアマルガメーテッド・インダストリアル・スチールBhd(AISB)のアブドル・ハミド・パワンテ会長も含まれるが、目下総理府経済計画局(EPU)が同案を検討中のため、EPUが検討結果を発表するまでは、誰がコンソーシアムをリードするかを明らかにすることはできない。チョン氏はマハティール首相とも同問題を協議したが、その内容も公表できないと語った。同氏によれば、救済策は総合的なもので、プルワジャの再編案も含んでいることから、政府により受け入れられる可能性は大きい。またプルワジャは魅力的な資産を保持していると言う。
昨年8月には長期にわたりプルワジャのマネージング・ディレクターを務めてきたエリック・チア氏が突然辞任したが、その原因も同社の財政破綻に有るものと見られている。アンワル副首相は昨年10月の国会答弁で95年3月末締め年度にプルワジャが3億7654万Mドルの損失を出したと報告したが、負債総額はこれを遥かに上回る57億Mドルにのぼり、同社は返済不能に陥ったとの報道もなされた。野党は白書を国会に提出するよう政府に求めたが、マハティール首相は、全世界に問題を公表するようなことはできないとして、同要求を退けるとともに、何か誤りが見出されれば、法に基づいた措置が採られると保証した。プルワジャは新日鉄を初めとする日本企業グループの支援を得て1982年に払込資本2億5000万Mドルで設立されたが、品質水準を満たすことができず、新日鉄らは損失を補填後1989年に同プロジェクトから手を引いた。(NST:3/24,STAR,BT,ST:3/25)
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