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1996-03-28 ArtNo.5473
◆<星>石化業界、タイ/マレーシアとの競争で守勢に
【シンガポール】タイとマレーシアは石油化学製品の生産基地として急速に台頭しており、近い将来シンガポールに脅威を及ぼす見通しだ。
米国の投資会社メリル・リンチが出版している『アジア・パシフィック・ケミカルズ』によると、タイのオレフィン生産能力は西暦2000年までにシンガポールの3倍に拡大する。また、マレーシアでは民間の製油会社と国営会社ペトロナスが上流部門の生産能力拡大を図っており、ペトロナスは、世界的規模のエチレン/プロピレン・プラントの建設を検討している。同計画には新たなオレフィン誘導品の生産も含まれているという。
シンガポールの23億米ドルの第2石化コンプレックスは、97年半ばの稼働が予定されている。同コンプレックスのエチレン年産能力は51万5000トン、プロピレンは25万7000トンで、これによりシンガポール石油化学(PCS)のエチレン生産能力は年間96万5000トンに倍増する。建設が検討されている第3石化コンプレックスのエチレン年産能力は80万トン、プロピレンは30万トンだが、メリル・リンチは、詳細が未定のため西暦2001年までの稼働開始は困難としている。
タイのオレフィン生産能力は97年末までに50%拡大して年間163万トンになるもようで、シンガポールにとって最大の脅威になる。95~97年に、35万トンのエチレン・プラントを含むNPC-3コンプレックスと、30万トンのエチレン・プラントを含むTPIコンプレックスが稼働し、さらにバンコク銀行グループなどが出資するロヤン・オレフィンズ・ベンチャーは99年の稼働を目処に45万トンのエチレン・プラント建設を計画していると言う。(BT:3/27)
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