SEAnews 1996-03-29 ArtNo.5491

【シンガポール】クラブ／パブ経営のヨローパ・ホールディングズは、都市再開発局(URA)が募集したクラブ開発用地入札で、2番札を2倍以上うわ回る1億10万Ｓドルの1番札を入れた。
入札受け付けが27日に締め切られた同区画は、ブキテマ・ロードのエクアトリアル・ホテル向かいに位置し、面積約13万平方フィート、30年のリース権付き。デニス・フー氏(42)に率いられるヨーロッパ・クラブ・ホルディングズはトムソン・ロード沿いのヨーロッパ・クラブの他、ＡＮＡホテル／フェニックス・ホテル／シャングリラ・ホテルでパブやディスコを経営している。4660万Ｓドルの2番札を入れたリパブリック・プラザ・シティ・クラブはシティ・デベロップメントが51％、アメリカン・クラブコープ・アジアが49％出資する新設会社で、ラッフルズ・プレイスにあるリパブリック・プラザのペントハウスで高級シティ・クラブを経営することになっている。3番札は上場会社スーパーボウル・ホールディングズの1890万Ｓドルだった。ＵＲＡのこの種の入札では最高額を提示した企業が落札するケースが多い。(ST,BT,LZ:3/28)