SEAnews 1996-04-03 ArtNo.5555

【シンガポール】シンガポール運輸業者協会(SFFA)は、倉庫業、貨物の収集／梱包／配送サービス、ロジスティクス機器のサプライ等を手掛ける業者の入会を認め、こらら業界の代表機関としての役割も担う計画だ。
ＳＦＦＡのスタンレー・オン名誉理事によると、現在同協会は海運会社や空輸業者をその傘下に収めているが、最近は多国籍メーカーや組織がシンガポールをディストリビューション・ハブとして位置づけ、製品の梱包や出荷等の業務を外部に委託するケースが増えている。このためＳＦＦＡは最近その役割を拡大する方針を会員企業らに通知した。ＳＦＦＡの新方針は、中国、インド、インドネシア等の新興経済諸国の国際トレーダーらにシンガポールを兵站拠点として利用するようプロモーションを開始した政府の施策にも沿っている。これに伴いＳＦＦＡは規約の改正作業を進めており、専門委員会も現在の12から15に拡大されると言う。(BT:4/2)