SEAnews 1996-04-13 ArtNo.5681

【プタリン・ジャヤ】マレーシアの農業化学業界は、昨年の農業部門が僅かなマイナス成長に陥ったに関わらず、向こう3年間5～10％の成長が見込まれる。
マレーシア農業化学協会(MACA)が11日発表した年次報告書によれば、昨年のＭＡＣＡメンバーの営業額は2億8900万Ｍドルと前年比5％の成長を見ており、除草剤と殺虫剤の売上は各2億2200万Ｍドルと4300万Ｍドルを記録、前年比各5％増加した。殺菌剤は前年の1400万Ｍドルから1500万Ｍドルに微増、殺鼠薬は前年と同じ1100万Ｍドルだった。
一方公共衛生市場では蚊取線香が8500万Ｍドル、エアゾールが8000万Ｍドル、マットが2000万Ｍドルで、合計1億8500万Ｍドルの売上が記録された。
ＭＡＣＡは創設25周年を記念して農業化学品製造業者協会国際グループと共同で4月23－25日に“クロップ・プロテクション・トワーズ2000”と題する国際会議を主催する。同会議には54の専門報告が提出され、300人の出席が予定されていると言う。(NST:4/12)