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1995-02-18 ArtNo.571
◆＜印尼＞実業家ら、グッドマン・フィルダー・アジア権益買収
【シンガポール】豪州の食品会社グッドマン・フィールダー社はシンガポール証取上場グッドマン・フィールダー・アジア(GFA)の全権益(63.78%)を1億9200万Ｓドルで、インドネシア実業家エンダン・ウタリ・モコドムピット女史に率いられるグループに売却する。
グッドマン・フィルダー社が16日発表したところによれば、エンダン女史が80％所有するナイン・ヘリテッジ Pte Ltdが2238万株、インドネシア実業家スカルマン・スカムト氏が一部所有するＳＥＳ上場不動産会社パークウェイ・ホールディングズ傘下(84%所有)の投資会社ウェストロントが3127万株、エンダン女史とＧＫゴー・グループ傘下ＧＫＧインベストメント・ホールディングズが一部所有する投資会社パントゴンが2565万株を、それぞれ買収。3社連合は合併買収法の規定に従い、上記買収価格と同額の1株2.42Ｓドルで残る4503万株の公開買付を行う。 ちなみにユナイテッド・インダストリアル・コープのウィ・シントー元重役(MD)が支配する香港登記のサウスキー・グループはこれら3社のすべてに出資していると言われる。3社はＧＦＡが保有する1億9500万Ｓドルのキャッシュを投入してＧＦＡが中核業務とする食品製造と貿易事業を拡張する一方、金融分野にも進出する計画だ。またグッドマン・フィールダーは同取引後、改めてＧＦＡと製パン事業の拡張で合弁を組みたいとしている。同社は今後、完全所有子会社のＧＦオーバーシーズ・ホールディングズを通じてアジア市場の開拓を図ると言う。(ST,BT,LZ:2/17)
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