SEAnews 1996-04-27 ArtNo.5859

【プラリン・ジャヤ】マレーシア政府は内外投資家の強い需要に応じ、クダ州クリムに設けられたマレーシア初のハイテク・パークをさらに800ｈａ拡張する計画だ。
カク・チューティン副通産相が25日催されたＥｍｐａｋ(M)Sdn Bhdとクリム・テクノロジー・パーク・コーポレーション(KTPC)の工場用地リース契約調印式後語ったところによると、これまでに第1期工事分の全てと第2期工事分の60％が入居契約済みで、これらテナントによる投資約定額は150億Ｍドルに達した。未着工の第3期造成分には主に支援産業の中小企業が誘致される。
ＫＴＰＣのモハド・ハシム・ハッサン重役(MD)によれば、第1期造成分には14テナントが入居、第2期分については潜在的テナント4社の内3社が今年末までに用地の引渡を求めている。総面積1450ｈａのパークは工業区、商業区、研究開発区、住宅区から成り、大部分のインフラ工事は完成、ＰＣマザーボードのインテル・プロダクツ(M)Sdn Bhdとハード・ディスのAkashicクボタ・テクノロジーズSdn Bhdの工場が、それぞれ8月と9月に操業を開始する。(NST:4/26)