SEAnews 1996-05-04 ArtNo.5926

【クアラルンプル】サトゥラス・リソーシズ(M)Bhd(SRM)は、英国／インドのホテル市場開拓を目指している。
ＳＲＭのモハムド・カマル・フサイン重役(MD)が2日語ったところによると、同社はウェールズのホテル経営者と傘下のトラバーズ・ホテルとの提携交渉を進めている。ウェールズのホテル経営者は同商談に積極的姿勢を見せており、トラバーズは同提携を跳躍台に英国市場を開拓する計画だ。グループの観光／レジャー産業投資機関を務めるトラバーズの傘下には、ヌグリ・スンビラン州ポート・ディクソンのトラバーズ・ホテル及びトラバーズ・パンタイ、スラゴール州のスルンダ・ゴルフ・リゾート、ランカウィ島のトラバーズ・ランカウィ、トレンガヌ州のトロピカル・フォーリスツ・リゾーツが名を連ね、中国安徽省合肥市に開発されるワールド・トレード・センター内の530室のホテルの経営も手掛ける予定だ。トラバーズはアジアのホスピタリティーを看板に市場開拓を図っており、南インドにおける観光プロジェクトへの参画、バリ、プーケット、南部ミャンマーにおけるホテル経営等を計画している。ホスピタリティー・ビジネスは今後ＳＲＭの収益の少なくとも20％に貢献する見通しと言う。(STAR:5/3)