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1996-05-22 ArtNo.6140
◆<星>バン・オメレン、域内の石油貯蔵施設を急拡大
【シンガポール】海運・石油貯蔵会社のバン・オメレン・タンク・ターミナル(VOTT)はアジア地域の石油製品需要の拡大に乗じて積極的な施設の拡張を進めている。
シンガポールでは79万5000立米のターミナルを12年にわたって経営してきたスバロック島に6000万Sドルを投じタンク2基と桟橋を建設、隣接するサクラ島にも3000万Sドルを追加投資する。中国では、寧波市のターミナルに1500万Sドルを投じ、来年下半期までに貯蔵能力を2万6500立米から6万3000立米に拡大、さらに1億米ドルを投じて珠海市にターミナル・コンプレックスを建設する。年内に着工予定の同コンプレックスは石油20万立米、化学品7万立米、液化天然ガス4万立米の貯蔵能力を備え、1998年第2四半期に稼働する予定だ。インドでもマドラスとボンベイに石油/化学品ターミナルの建設を計画している。
VOTTシンガポールのベン・ブリー重役(MD)は20日、貯蔵市場は依然好調と、楽観的見通しを語った。それによると、同社が最も重視する市場はインドと中国で、韓国やタイなど伝統的な輸入国が精製能力を拡大しつつあることも同社にとってプラスで、懸念には及ばない。VOTTはアジアに190万立米、世界的には1340万立米の貯蔵ターミナルを経営しており、石油輸入、ブレンド、バンカリングなどを手掛けるトレーダーの利用に供している。シンガポールの東南アジアにおける貯蔵ターミナル・ハブとしての地位は今後も維持される。上海が北アジアの貯蔵センターとして浮上する可能性があるが、両センターは競合することはなく、むしろ補完関係を形成すると言う。(ST:5/21)
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