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1996-06-01 ArtNo.6271
◆＜馬＞ウィンティエック、レノンに共同でプルワジャ救済提案
【クアラルンプル】ウィンティエック・ホールディングズBhd(WTH)はプルワジャ・スチール救済で共同歩調を採ることをライバルのレノンに提案した。
ＷＴＨのジョーゼフ・チョン重役(MD)が木曜(5/30)語ったところによると、最近レノンに関係提案を行った同社は、レノン社幹部と早急に関係問題を協議することを望んでいる。総理府経済計画局(EPU)は様々なコンソーシアムに接触、プルワジャの救済案を6月5日までに提出するよう求めており、コンソーシアムを率いて同招請に応じたウィンティックは日本企業2社の他にブミプトラ企業に参加を求める計画だ。ウィンティックはプルワジャをフィリピン・ナショナル・スチール・コーポレーションと合併することにより、規模の経済性を実現する方針だが、莫大な資金の注入を必要とすることから、他社に参加を求める方針を決めたと言う。プルワジャが抱える30億Ｍドルにのぼる損失に関してチョン氏は、「損失は現在問題ではない。それはタックス・クレジットに転換できる。主要な問題は負債の返済だ」と指摘した。(ST,STAR:5/31)
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