SEAnews 1996-07-11 ArtNo.6783

【バンコク】アメリカン・スタンダード・サニタリーウェア・タイランド(ASST)は3億5000万バーツを投じ、ラヨン・インダストリアル・ゾーン3に第2工場を建設する。
ＡＳＳＴのデービッドＷ.バン・ハイズ重役(MD)によれば、新工場は今月末に着工され、来年8月の操業開始が目指されている。工場は8ｈａの用地の1万6000平米に建設され、年間50万ユニットの便器が生産される。製品の50％は輸出され、同社のタイにおける製造能力は30％アップする。パトゥンタニ省ランシ地区に設けられた既存工場の年産能力は160万ユニットで、来年末には170万ユニットに拡張される。同社は今年の年商を昨年比5％増の18億バーツと見積もっている。昨年の売上は17億3000万バーツ、利益は3億4200万バーツで、前年を僅かに下回った。同売上の20％は中国、日本、台湾、ミャンマー、ベトナム、香港への輸出で占められている。同社はタイ国内市場(25億-30億ﾊﾞｰﾂ)の40％のシェアを握っていると言う。(BD:7/10)