1996-07-15 ArtNo.6822
◆ハルピン市政府、<星>港湾局を内陸港開発の主要パートナーに
【ハルピン】ハルピン市政府はシンガポール港湾局(PSA)を内陸港開発の主要パートナーに指名した。
ハルピン市の朱勝文副市長が13日シンガポール代表団との会談の席上明らかにしたところによれば、ハルピンの内陸港開発にはマレーシアのイポー内陸港やクラン港当局、オランダのマーストリヒト当局も関心を表明していたが、大連港の建設を既に請け負い、ハルピンと大連を結ぶ一貫輸送をアレンジする上からも好都合なPSAを主要パートナーに選んだ。8月初めには関係プロジェクトに対する国務院の認可も得られる見通しで、その時点で直ちに着工できる。
内陸港の開発では先ずハルピンから大連に通じるコンテナ鉄道路線が建設され、内陸港の完成後直ちに物資の輸送ができるよう確保する。3期に分けて進められる内陸港の開発コストは、既に基礎的なインフラが完備しているため、当面700万米ドル、最終的に1500万米ドルあれば、十分と見られると言う。(LZ,ST:7/14)
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