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1996-07-16 ArtNo.6831
◆<星>インターネット戦争、勝敗の鍵はビジネス・モデル
【シンガポール】インターネットを巡る戦争はネッツケープ対マイクロソフト、NC(ネットワーク・コンピューター)対PC(パソコン)、ケーブル・モデム対ADSLと、異なる戦場で異なるプレーヤーにより戦われているが、こうした戦闘の勝敗は技術よりもビジネス・モデルが鍵になると言う。
シンガポール国立大学(NUS)システム科学研究所が先週金曜主催したセミナーでカリフォルニア拠点のコンサルタント会社ジェミニ・マックケナ社のマネージング・パートナー、ダンカン・デービッドソン氏が語ったところによれば、現在戦闘をリードしているAT&T、アメリカ・オンライン、ネッツケープ等を最終的な勝者と断定するのは時期尚早と言う。
現在ネッツケープはブラウザー市場の80%のシェアを握っているが、マイクロソフトはウィンドウズ・ソフトウェアーに各種のインターネット機能を組み込み、急速に追い上げている。しかしネッツケープは迅速な新製品の投入により、依然リードを保っている。
NCを推奨するオラクルのラリー・エリソン会長は、NCの各種プラットフォームとの互換性はマイクロソフトOS(オペレーティング・システム)への依存を軽減すると主張するが、NCがもてはやされるのは、ユーザーのニーズに応えるものであるからと言うよりも、マイクロソフトの市場支配を切り崩す武器になると信じられているからである。しかしPCが益々高性能化し、価格も下降する中で、たとえ500米ドルの小売価格を配慮してもNCのパワーは貧弱と言う。
インターネットのトランスミッション手段としてケーブルを利用するケーブル・モデムと従来のコパー・ワイヤーを用いるADSLのいずれが、支配的存在になるかも現状では、判定し難い。いずれも常時インターネットにアクセスし、ダイアル・アップ・インターネット・アクセスを必要としなくなる。これらが普及すれば今日のテレビ同様、電源を入れれば、インターネットに接続されるような時代が到来すると言う。(BT:7/15)
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