SEAnews 1995-01-09 ArtNo.69

【クアラルンプル】ブルジャヤ・テクスタイルズ(BTB)の木材会社買収計画が株主の承認を得られれば、同社の利益は15倍に拡大すると言う。
ＢＴＢ社が6日株主に送付した回状によれば、同社の今年4月末締め税引き前利益は現状では前年の990万Ｍドルから1060万Ｍドルに拡大が見込まれるだけだが、ジャヤ・ティアサ・プライウッドSdn Bhdとリムブナン・ヒジャウ・プライウッドSdn BHdの8億3700万Ｍドルの逆買収計画が完了すれば、税引き前利益は1億4898万Ｍドルに拡大する。同計画ではジャヤ・ティアサの売り手にはＢＴＢの新株1億8250万株が、リムブナンの売り手には1億700万Ｍドルの現金が支払われる。ＢＴＢはその繊維製造子会社をブルジャヤ・インダストリーズBhdに1億2200万Ｍドルで売却、社名をジャヤ・ティアサ・ホールディングズ(JTH)に改める。またティオン・トー・ホールディングズBhdに率いられる木材会社2社の売り手は最終的に新会社ＪＴＨの29.9％の権益を掌握する。マレーシア証券委員会は昨年10月に同買収計画を承認している。(BT:1/7)