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1996-07-20 ArtNo.6903
◆＜泰＞シーメンス、テレメディシン機器の市場開拓強化
【バンコク】シーメンス(ﾀｲﾗﾝﾄﾞ)は病院チェーンへのテレメディシンの納入に一層力を入れ、今年は4億バーツの売上達成を目指す。
アヌチャ・モンコルクル副社長補によると、この種の機器はＸ線写真を電話回線乃至は光ファイバー・ケーブルを通じて転送するもので、バンコクの交通事情から見て、その需要は大きいものと予想される。同社はＸ線機器、スキャン・テレメディシン機器、治療機器、モニター機器、ニュークリアー機器の5部門を擁し、年商約3億バーツ、20億バーツの医療機器市場の約20％のシェアを占めている。同部門の営業額は政治的不安定と景気後退から縮小しているが、タイ国内市場開拓後、インドシナ市場への進出も計画していると言う。(BD:7/19)
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