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1996-07-31 ArtNo.7034
◆<馬>バクン・ダム、KL証取第13位の上場銘柄に
【クアラルンプル】バクン・ハイドロエレクトリック・コープが1株1.80Mドルで40億株を発行した場合、クアラルンプル証取(KLSE)時価総額の1%を占め、同証取上場企業中第13位にランクされる。
M&Aリサーチの報告によれば、バクンは今年末か来年初に上場を図るものと見られるが、総発行株式資本720億Mドルの内10%がマレーシア投資家に、10%が外国投資家に、5%がEkran社株主に配分される。したがって国内の一般投資家とEkran株主から合計10億8000万Mドルが調達されることになり、1企業がKLSEで調達する資金としては過去最大で、発行株式の数でもトップに立つ。一般のインフラ・プロジェクトの借り入れ資本と自己資本の比率は80:20だが、バクンのそれは50:60となり、極めて健全な資本構造と言える。一方、バクン・ダムの完成に伴いマレーシアの電力供給の水資源への依存度は現在の9.6%から2005年の20%に拡大、多額の燃料コストを節約できる。仮にバクン・ダムの発電量を石炭に依存した場合、年間5億6000万Mドルの石炭を輸入せねばならない。また石油に依存した場合、日量8万~8万5000バレルの原油を必要とし、これを輸出に回せば、年間15億Mドルの外貨を稼げる。またバクンの1キロ・ワット時当たりのコストは、4.3Mセントの金融コストを含めて、6.7Mセントとなり、独立電力供給業者(IPP)YTLコープの10.6Mセント、トゥナガ・ナシオナルBhdの10-12Mセント、IPPマラコフの12.9Mセントに比べ格安となっている。ちなみにサラワク州の潜在的水力発電資源は2万MW(メガワット)と推定され、バクンの2400MWの発電能力はその12%を占めるに過ぎないと言う。(MBT,BT:7/30)
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