SEAnews 1996-08-26 ArtNo.7355

【クアラルンプル】マレーシア政府はマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)内にスマート・スクールを設ける計画を認可した。
ＭＳＣ運営の任を負うたマルチメディア・デベロプメント・コーポレーション(MDC)のオスマン・ヨープ・アブドラ会長が23日語ったところによると、ＭＳＣが必要とする情報技術(IT)やマルチメディア関連スタッフの訓練を引き受けるスマート・スクールはその訓練方式においてもマルチメディアの利用を重視、未来の学校教育のモデルとなる。マハティール首相は今月1日に、ＭＳＣの7つのフラッグシップ・プロジェクトとして、1）エレクトロニク・ガバメント、2）テレメディシン、3）大学／企業研究開発(R&D)センターのリンク、4）マニュファクチュアリング・ウェブ、5）ボーダレス・マーケッティング・センター、6）マルチメディア・ファンド・ヘブン、7）マルチメディア・スマートカードを提起したが、スマート・スクールはまだ初歩的構想段階にあり、コンサルタントは他の7つのプロジェクトとともにその概要を近く発表する。全く新たな学校を設立するか、既存のものを利用するかと言った点も目下検討されている。ＭＤＣは来月末までにＭＳＣに関わる報告書を完成させる予定で、またブキ・ジャリルのテクノロジー・パークに仮の拠点を設け、15人のスタッフを募集する計画と言う。(STAR:8/24)