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1996-09-04 ArtNo.7465
◆<星>米中関係悪化すればアジアは3陣営に分断:リー上級相
【シンガポール】リー・クアンユー上級相は、エーシアン・ウォールストリート・ジャーナルのインタビューに応じ、米中関係が極端に悪化すればアジアは3陣営に分断されるとの見通しを語った。
リー氏はアジアの向こう20年の見通しに関して最悪のシナリオとしてこうした状況が発生する可能性を指摘した。それによると、その際台湾は恐らく米国陣営に帰し、日本もあるいは渋々ながら米国を支持するものと見られる。これに対してミャンマーは親中姿勢を公にすると予想されるが、大部分のASEAN諸国は個々の問題に関して中米のいずれかを支持する立場を示し、総じて中立策を採るものと見られる。しかしながらベトナムはその歴史的背景から中国陣営には加わるとは思えず、またタイはベトナムとの関係から親中姿勢を採る可能性がある。地理的にさらに南方に位置するシンガポールは比較的冷静な立場を維持できるが、実際のところ恒久的にどちらか一方の肩を持つことは望まない。この点については他のASEAN諸国も同様と見られる。
これに対して最良のシナリオは、中国と米国が協調し、米国が引き続きアジアの発展に影響力を行使するとともにアジアの成長から恩恵を享受することで、そうなれば域内の全ての国が向こう50年間にわたり繁栄を謳歌することができる。
最悪のシナリオでは、米国は国際貿易の利益を擁護するとの立場からいわゆる不公正貿易国にスーパー301条項に基づく制裁を加え、中国とミャンマーがその最大の犠牲者になるものと見られる。中国の経済成長は3分の1以下に下降する恐れもあるが、その効果は日本や欧州諸国がどの程度米国を支持するかにかかっている。大部分のASEAN諸国は大きな影響を受けないが、中国の力強い成長はASEANの成長も加速するため、最悪のシナリオは回避するに越したことはないと言う。(ST,BT,LZ:9/3)
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