1996-09-09 ArtNo.7533
◆<馬>CAM、ペナンHDD製造ビジネスにベテラン起用
【クアラルンプル】シンガポール証取(SES)上場のCAMインターナショナル・ホールディングズLtdはペナン事業のトップに域内電子業界のベテランを起用、大容量/低コスト・ディスク・ドライブ(HDD)の請負製造ビジネスに本腰を入れる。
CAMが6日発表したところによれば、CAMプレシジョン・コンポーネント(ペナン)Sdn Bhd(CPP)の最高経営者(CEO)にはこれまでCAMインターナショナルの製造担当専務取締役(MD)を務めてきたこの道15年のリー・クオンルン氏を、操業担当主任(COO)にはシーゲート・テクノロジー・インクからリクルートしたダリエン・スペンサー氏を、それぞれ任命した。CAMインターナショナルの完全出資子会社のCPPは最近プライの16万平方フィートの新工場に移転、今年11月から5.25インチHDDの製造に乗り出す。同社はギガストーリッジ・インターナショナル及びその子会社で新製品の設計者でもあるベルフォート・メモリ・インターナショナルと当該HDDの請負製造契約を結んでいる。当面の契約生産量は5万ユニット。CAMインターナショナルのレイモンド・チュー会長兼MDは、「ペナン事業に総力を結集し、CPPを契約製造事業、取り分け記憶装置部門における主要なプレーヤーに仕立て上げる」としている。(STAR:9/7)
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