NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1996-09-19 ArtNo.7664
◆<星>前会長死去に伴う買収の噂でシービュー・ホテル株高騰
【シンガポール】経営陣の主要メンバーが相次いで死去したシンガポール証取(SES)上場のシービュー・ホテルの株取引が活発化し、公開買付の噂が流れている。
シービューは17日、取締役のチョウ・チェンチュアン氏と前会長のリム・コックギン氏が14日と15日に相次いで死去したとSESに報告したが、これまでほとんど取引が見られなかった同社株は16日には、188ロットが取り引きされ、株価は1.50Sドル高のほぼ15Sドルに達した。しかし17日の取引は15ロットにとどまり、14.50Sドルに値下がりした。シービューはSESの質問に対して、株価急騰の理由は不明としているが、リム前会長の死去で、上場会社ファースト・キャピタル・コーポレーション(FCC)が同ホテルの公開買付に動くとの思惑が高まったようだ。FCCはすでにシービューの23%権益を握っており、リム氏家族の50%に次ぐ大株主となっている。またチョウ氏の死去で、FCCが取締役会に1~2名の代表を送り込める可能性も出ている。現取締役会がこれを認めれば、リム一族が同ホテルの再開発でFCCと協力する前奏、もしくは経営権を平和的に譲渡する兆しとも判断される。シービュー・ホテルは商用コンプレックスもしくはコンドミニアム(400戸)に再開発されることになっている。FCCは、シービュー株を買い増したか否か、もし買いましたとすれば、その目的は何かと言った質問に対してコメントを避けている。
シンガポール、マレーシア、香港に多数の店舗を構える書店チェーンのポピュラー・ブックを所有するチョウ一族を代表するチョウ氏は、シービュー株の持株比率は小さいものの、6名で構成する同ホテル取締役会中のインディペンデント・ディレクター(社外取締役)2人の内の1人で、もう1人はタン・エンセン氏。タン氏はシンガポール上場のジュロン・セメントとマレーシア上場タセック・セメントを所有するタン一族の一員。取締役会の他の4氏は現会長のシンホア氏を含め全員リム・コックギン前会長の子息。SESの規則により、シービューはインディペンデント・ディレクターを少なくとももう1人加えねばならない。また、FCCは23%の持株比率に基づき、少なくとも1名の取締役を送り込むことができる。(ST,BT:9/18)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.