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1996-10-01 ArtNo.7818
◆＜馬＞バス製造のＵＭＷ－Ｄｅｎｎｉｓ、市場シェア拡大目指す
【ロンドン】英国コヴェントリー市拠点のトリニティー・ホールディングズが34％、ＵＭＷが52％、第3のパートナーが15％出資するＵＭＷ－Ｄｅｎｎｉｓスペシャリスト・ビークルズSdn Bhdはシャー・アラムに8000万Ｍドルを投じて設けた工場で昨年の操業開始以来200台のバスを出荷、市場シェア拡大に自信を抱いている。
トリニティー社は7月期半期決算で税引き前利益を昨年同期の751万ポンドから806万ポンドに7％増加させたものの、マレーシア合弁事業の損失は前年同期の30万7000ポンドから60万5000ポンドに拡大した。このため先週木曜には株価が17％下降した。トリニティー社のスティーブン・バートン重役(CEO)が先週金曜語ったところによると、マレーシアにおける年間バス需要は1800台と見込まれ、他の開発途上国を遥かに上回る成長を見ている。合弁事業の売上は確かに当初の予想を下回ったものの、順調な成長を見ており、将来の見通しは明るい。米国、日本、中東、西アフリカ等の市場開拓も計画するトリニティー社は、30カ国における合弁事業を検討している。マレーシアから域内市場に輸出することも検討しているが、当面はマレーシア国内市場の開拓に力を入れると言う。昨年12月には航空機、貨物処理機器の製造を手がける企業を買収したトリーニティー社は消防車やゴミ収集車の製造も手がけ、海外販売が総収入の30％を占めている。(STAR:9/30)
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